8月の食養生
8月は二十四節季で立秋、処暑という時期です。暦の上では秋の始まりですが、まだまだ暑さが続きます。 6,7月からため込んだ夏の疲れが出やすい時期です。また、秋になると空気が乾燥し始めます。発汗過多で失われた水分バランスを整えて、来る秋に備えて準備を整えましょう。...
夏休みのお知らせ
8月8日(日)~11日(水)は夏休みのために休診します
胃腸を元気に夏バテ予防
夏バテを予防して過酷な夏を乗り切るには、元気な胃腸が必須条件です。消化の良い食事を心がけることはもちろんのこと、少量ずつ数回に分けたり、早めに夕食を済ませます。食べる量を減らすなど工夫してできるだけ負担を減らし、胃腸が休める時間を作ることが大切です。また、熱いからと冷たいも...
舌苔で健康チェック
漢方では舌を診て体の健康を知る診察法を「舌診」と言います。舌の苔の量は胃腸に溜まった未消化物の量を表すと言い、食べ過ぎ、飲みすぎで胃腸に負担がかかると舌苔が厚くなり、いつもより舌苔が厚くなってきたら胃腸が弱り始めているかもしれません。...
夏ばて
夏の季節の特徴は高温多湿。過剰な暑さと湿気のために体調が崩れ、体が重い、だるい、やる気が出ない。食欲不振、のぼせ、頭痛、むくみなど様々な症状を引き起こします。 漢方では過剰な湿気と暑さでダメージを受けるのは胃腸と考えています。胃腸が元気に働くとエネルギーがしっかり製造され、...
梅雨の不調Ⅱ
☆胃腸を弱らせる食材 蒸し暑い梅雨を元気に過ごすには、食生活を整えて胃腸を元気にすることが欠かせません。まず、胃腸を弱らせる食材を避けることが大切です。具体的には「冷たいもの」(アイス、ビールなど)、「生もの」(刺身、生野菜など)「甘いもの」(お菓子、スイーツなど)です。...
梅雨の不調
湿気の多い蒸し暑い日々に、身体や頭の重だるさ、むくみ、食欲不振、下痢といった体の不調が出やすくなります。東洋医学ではこの原因を『湿邪』によるものと考えています。 ☆湿邪による不調は胃腸が弱ると起こりやすい 東洋医学では病気を引き起こすものを”邪気”と呼び、体の外からもたらさ...
耳の違和感
コロナ感染症の収束が見えず、一人一人の行動変容が求められています。緊張や不安から耳の詰まり感や、音がこもって聞こえにくい。自分の呼吸音が聞こえて煩わしいといった耳の違和感を訴える患者さんが増えています。 ☆耳管解放症 中耳と鼻の奥は耳管と呼ばれる管でつながれています。通常、...
春の不調、自宅でできる対処法
毎日決まった時間に起きて朝食を食べる。休日もだらだら昼まで寝ずに決まった時間に起床して、朝日を浴びることが重要です。強い朝日を浴びることで、脳の視床下部にある体内時計がリセットされ、朝食を食べることで内臓が働き体のリズムを整えます。...
春に感じやすい不調
日中に眠い、身体だるい、イライラする、首肩がこる、気分が落ち込む、憂うつ感、目覚めが悪い、不安感、腰が痛い。春にこのような不調を感じる人は、9割で心身の多岐にわたっているのが特徴です。また、自律神経の乱れが原因の場合は、症状が複数現れることも多く、日によって症状の軽重の違い...