緑内障の鍼灸治療
目の血流を増加させることで新陳代謝を促し、水質代謝を促進して眼房水の流れを良くして眼圧を下げる事を目的にします。正常眼圧緑内障の場合でも感度低下の箇所に変化を起こす可能性があります。また、眼科疾患の方は首肩の凝りがすごく強いです。後頭部と肩のツボに針をして緊張を取ることが重要です。背中や手足の特定のツボに針をすると眼底の血流が良くなります。また、目の周囲のツボに置き針をすると網膜の感度が良くなることが、各種の研究で報告されています。中医学では古典にも緑内障の記述があり、「青風内障」「緑風内障」などといわれ、治療法が掲載されています。長寿の時代にはサプリメントに頼らず、若い時から目に優しい生活習慣と、積極的な目の治療で視機能の改善と維持を図ることが重要です。
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