冬の養生Ⅲ
冬至にはカボチャを食べる習慣が良く知られていますが、これは栄養価の高いカボチャを食べることで、抵抗力を高めて「風を予防する」と考えられているからです。実際にカボチャには多くのビタミン類が含まれ、特にβカロチンとビタミンCが豊富でカリウムなどの栄養素も豊富に含まれています。ま...
冬の養生Ⅱ
日本には古くから「冬至にゆず湯に入ると1年中風邪をひかない」という言い伝えがあります。冬至にゆず湯に入る風習は意外に新しく、江戸時代に始まったと言われています。冬至→湯治、ゆず→融通をかけた語呂合わせから「湯に入って融通良くいきましょう」という意味があるようです。ゆずの果皮...
冬の養生
中国では冬になると「冬令進補」という習慣があります。冬令進補というのは、中医学の考え方で、冬場にしっかり体を補っておけば、その春以降一年間健康で暮らせるというものです。冬令進補は「食補」と「薬補」の2種類に分かれます。「食補」とは、栄養や効能のある食物を食べることで抵抗力を...