コロナ後遺症の鍼灸治療
3年に及ぶ新型コロナ感染症の蔓延で、初期の発熱や咽頭痛が治まっても、後遺症に苦しむ患者さんが増えています。後遺症専門外来は予約でいっぱい、対処療法の服薬を続けてもなかなか改善しません。
☆倦怠感、動悸息切れ
安静にしていると大丈夫だけど頑張って動いたり、無理をすると疲れ切って動けなくなる。息切れして動き続けられない、動悸がして動けなくなる。こういった症状は中医学では気血虚によるものと考え補気血の治療を行います。背中に針をして、その上から温めた生姜パックを置いて肺の働きを良くして、足三里に針をして、おへそに塩灸を置いて胃腸の働きを良くします。気血生成の源である肺と脾の働きを高めて気血を増やして元気をつけます。
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