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冬の養生Ⅲ

冬至にはカボチャを食べる習慣が良く知られていますが、これは栄養価の高いカボチャを食べることで、抵抗力を高めて「風を予防する」と考えられているからです。実際にカボチャには多くのビタミン類が含まれ、特にβカロチンとビタミンCが豊富でカリウムなどの栄養素も豊富に含まれています。また、南米原産で夏が旬のカボチャを冬に食べるのは、長期保存ができる為、今のように食べ物が豊富になかった時代に、夏にとれたカボチャを冬まで保存して食べたことも理由の一つとされています。

冬至を「一陽来復」と表現することもあるようで、これは、冬至まで太陽の力が弱まり、そのあと回復して、日の差す時間がどんどん長くなっていくことから、「冬が終わり春に向かう」「良くなことが続いた後に、ようやく良いことが訪れる」といった前向きの意味が込められているそうです。今年はコロナ禍で大変な一年でしたが、冬至を境に良い運気が訪れることを願うばかりです。

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