梅雨の不調Ⅱ
☆胃腸を弱らせる食材
蒸し暑い梅雨を元気に過ごすには、食生活を整えて胃腸を元気にすることが欠かせません。まず、胃腸を弱らせる食材を避けることが大切です。具体的には「冷たいもの」(アイス、ビールなど)、「生もの」(刺身、生野菜など)「甘いもの」(お菓子、スイーツなど)です。
不調を感じているときには、今1度チェックしてみてください。ゼロにするには難しくとも、いつもより控えめを意識すればよいでしょう。そして、これらの食材を控えめにしたうえで、胃腸を元気にする食材をとると良いでしょう。
☆梅雨の不調を解消してくれる食材
胃腸を温めて湿気を動かす食材には香辛料(シナモン、黒コショウ、唐辛子)ネギ、シソ、ヨモギ等があります。また、胃腸の湿気をとり利尿を促す食材には豆類(さやいんげん、そら豆、枝豆)、トウモロコシなどがお勧めです。体に入った湿気を上手にさばける身体づくりも大切です。それには発汗作用や利尿作用のある食材を摂って『湿邪』を体外に排泄することが大切です。たとえば、発汗を促すには生姜、香味野菜(パクチー、シソ、ネギ)香辛料(トウガラシ、カレー粉)など、利尿を促すには緑豆もやしやウリ科の野菜(キュウリ、スイカ、冬瓜)豆類(さやいんげん、そら豆、小豆)ハトムギなどが良いでしょう。その他、気の巡りを良くする食材もお勧めです。玉ねぎ、ピーマン、香味野菜などです。
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