気象病になりやすい体質
気象病になるには骨格の歪み、ズレ、そしてそれらの影響によるコリや疲労の蓄積などが大きくかかわっています。気象病の症状を訴える方の多くは、ストレートネックや猫背、そり腰といった骨格の歪みが強く出ています。そうした骨格のゆがみのバランスを取ろうとすると、今度は筋肉の緊張に左右差...
春先の寒暖差に注意
気温差は自律神経に影響します。人間が生きていく為には、常に外の環境に対応し、体内の環境を適切に保つ必要があります。この調整作用を行っているのが自律神経です。気温が高いと副交感神経が優位になり、体内から熱を逃がそうと血管を開き、気温が低いと交感神経が熱を逃がさないように血管を...
気圧や気温の変化で体調不良
低気圧が近ずくと頭痛や肩こりがつらくなる。雨降りや台風の日にはめまいや吐き気、倦怠感が強くなるなど、気象の変化により様々な体調不良に悩まる方も多いのではないでしょうか? 特に寒暖差の大きい春先や、台風がやってくる初秋は日常生活に支障をきたすことも。そうした気象の変化をきっか...
冬の養生Ⅲ
冬至にはカボチャを食べる習慣が良く知られていますが、これは栄養価の高いカボチャを食べることで、抵抗力を高めて「風を予防する」と考えられているからです。実際にカボチャには多くのビタミン類が含まれ、特にβカロチンとビタミンCが豊富でカリウムなどの栄養素も豊富に含まれています。ま...
冬の養生Ⅱ
日本には古くから「冬至にゆず湯に入ると1年中風邪をひかない」という言い伝えがあります。冬至にゆず湯に入る風習は意外に新しく、江戸時代に始まったと言われています。冬至→湯治、ゆず→融通をかけた語呂合わせから「湯に入って融通良くいきましょう」という意味があるようです。ゆずの果皮...
冬の養生
中国では冬になると「冬令進補」という習慣があります。冬令進補というのは、中医学の考え方で、冬場にしっかり体を補っておけば、その春以降一年間健康で暮らせるというものです。冬令進補は「食補」と「薬補」の2種類に分かれます。「食補」とは、栄養や効能のある食物を食べることで抵抗力を...
尿のトラブルに銀杏
銀杏は昔から頻尿対策に用いられてきました。中国古典の本草綱目には、銀杏の薬効として咳を鎮めて頻尿を抑える働きがあるとされます。中医学では子供の夜尿症の治療や、腎気不固の体質改善に役立つとされ、めまい、耳鳴り、手足の冷え、夜間頻尿、尿漏れの治療に利用されてきました。銀杏が尿ト...
尿のトラブル
尿のトラブルで一番多いのが頻尿です。寒い季節はどうしてもトイレが近くなります。高齢者では仕方ありませんが、前立腺肥大や過活動膀胱が原因となっています。排尿の回数は摂取した水分の量や精神状態、気候で変わってきますが、平均して起きているときに8回未満、眠っているときは50歳未満...
秋は陰を補う季節
秋は陰の季節ですから、陰が不足すると不都合が起きます。陰を補うには腎を強くすると良いです。腎に効果がるのは栗や胡桃で、これらは腎を補い腰痛や頻尿に効果があります。また、黒ゴマやきくらげなど、黒色の食品は腎を補います。夜にぐっすり寝ることで陰は補われます。ところが在宅ワークで...
秋の養生Ⅱ
肺の病気が増える秋 伝統医学の五行(木、火、土、金、水)の考え方では、秋は金の季節で、五臓六腑では「肺、大腸」に対応しています。ゆえに、秋は肺の病気が増え、喘息、秋の花粉症の鼻水、咳をする人が目立ちます。肺は皮膚をつかさどるので皮膚炎が悪化して、かゆみが多くなります。また、...