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春の体調不良

春は「体がだるい」「イライラする」「やる気が出ない」などの心身の不調が多いです。

これらの不調は朝晩の寒暖差、環境の変化によるストレスから生じる自律神経の乱れが原因かもしれません。

 ☆春は夏モードに変わる季節

春は体の機能を維持している自律神経が、寒さに耐える冬モードから、暑さに負けない夏モードに切り替わる途中の季節。そうした春特有の天気変化が体調を崩すのです。

寒い季節は体温を保つために基礎代謝を上げておかねばならず、自律神経のうち交感神経が優位に働いています。これが、暖かくなるにつれ、副交感神経が優位に変わっていきます。ところが、3月は日中の気温に比べて朝晩の冷え込みが厳しく、日によって気温差が大きく上下するため、自律神経がうまく対応できず、バランスを崩れやすくなります。この時、副交感神経が過剰に働くタイプだと、春特有のだるさ、眠気、抑うつが生じます。反対に交感神経が過剰に働くタイプでは頭痛などの慢性痛や、のぼせ、血圧が上昇して心疾患、脳卒中などの病気になるリスクが高くなります。

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