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皮膚疾患Ⅱ

  • 千里鍼灸治療所
  • 2021年11月4日
  • 読了時間: 1分

皮膚疾患の1番の悩みは「痒い」こと。この為に不機嫌になり、集中力は障害されて、不眠にもなる。西医ではかゆみの治療に抗ヒスタミン剤やステロイド剤が処方されます。即効性がありすぐにかゆみは収まりますが、薬をやめると再発を繰り返す方が多いですね。

中国伝統医学ではかゆみの原因は「風」と考え、「風を治すにはまず血を治せ。血が巡れば自ずから滅する」と言い、血の循環を重視しています。

また、ストレスや精神面でも湿疹が出ることがありますので、精神面のケアも必要ですね。

高齢者の場合、入浴や暖房で温めるとかゆみが増悪する方が多いですが、かゆみの原因「風」は陽邪のために温めるとあちこち移動して、一時的に悪化するわけです。

加齢に伴い気血が不足すると「血虚生風」といって、陰分である「血」が不足すると陽邪の「風」が生じてかゆみを起こしていると考えています。


 
 
 

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