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長夏の過ごし方

日本では一年を四季に分けますが,中国伝統医学ではに五行説の考えから夏と秋の間(6月16日~8月30日)に長夏(超過)を入れて五季に分けています。日本でもちょうど蒸し暑い季節ですね。季節を乗り切る生薬に使われる食材のお話です。

1、山芋

長夏に多い暑熱と湿気は胃腸を弱らせ、水分代謝が悪くなり湿邪となって体の不調を招きます。すりおろしていただく山芋は、漢方では山薬という生薬で益気養陰、補肺脾腎の働きがあります。脾気虚からの食欲不振、下痢、軟便。脾陰虚からの腹脹、のどの渇き、手足のほてりに用います。補腎の働きもあるので、頻尿、帯下の治療にも有用です。

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