春の痛み

春の訪れに伴い体も変化して、活発に気が流れ始めますが、冬の間に錆びついた経絡は所々で

詰まりを起こして、あちこちで痛みを起こします。今年は特に寒暖の差が激しく、気の流れが不安定なため、以前に痛めていた肩やひじ、膝の関節に気が詰り痛みを訴える患者さんが増えています。中国伝統医学では灸頭針（きゅうとうしん）といって針の頭にもぐさをつけて燃やすことにより、経絡の気の流れを促進して痛みを取り除いていきます。